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30日朝7時00分に冷凍庫を開けてみると・・・

なんと!
アルカリ電池は、もうすでに息絶えておりました!

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(30日7時00分撮影 8時間経過)

電池切れを示す赤いインジケーターの点滅が悲しげ・・・

えぇぇー!!もう終わり??
一晩持たないってこと?

カタログの55時間に目くらまされた・・・
いくら-20度でも、せめて10時間くらいは点いてるかと思った。
いつ消えたんだよ!
もしかして、1時間くらいで消えたとか?
仮に8時間点いていたとしても一晩は持たないってことだ!

試しにスイッチを切り替えて見ましたが、エコノミーモードに切り換えたときに一瞬、光りましたがすぐに消えてしまいました。
赤色LEDに切り換えると、かろうじてまた点灯します。
ヘッドトーチに故障は無いようです。

これは、改めてアルカリ電池が何時間持つのかを再実験しなければならないようです。

さて、もう一方のリチウム電池は、まだ点いてます。
しかし、-40度までOK!と言う割には、すでに照度が落ちてきています。まだ、なんとか行動可能な明るさでしょうか?

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(30日13時00分 14時間経過)

アルカリ電池はバッテリーインジケーターも終了・・・
リチウム電池はさらに照度が落ちてきています。テント内ではなんとか使用できそうですが行動には無理そうです。

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(30日23時00分 24時間経過)

バッテリーインジケーターが点滅すると同時に、メインLEDも点滅しています。もはや息絶える寸前・・・
リチウム電池はなんとか24時間粘りましたが、実用に耐えるのは10時間以内でしょうか?

もっと、粘れよー!アルカリ!
途中経過ってより・・残念な結果となってしまいました。

アルカリ電池が8時間後に完全に消えていたということは、スタートして早いうちに照度は落ち始めていたと考えられます。
つまり、夜間行動で使用できるのは数時間と思われます。

気温が高いシーズンや、テント内だけでの使用なら問題ありませんが、低温下で夜間行動の可能性がある冬期登山やヒマラヤ登山では、リチウム電池を通常使用するべきなのかもしれません。
リチウム電池は「アルカリ電池の7倍長持ち」というのはヘッドトーチの場合ではアテになりませんが、アルカリ電池よりも低温に強いととらえた方がいいようです。
しかし、低温に強いとされるリチウム電池でも酷寒では消耗がかなり早いようです。
リチウム電池だからと油断せず予備電池は必ず持つべきです。

ヘッドトーチは頭に着用するから、体温で温まってもう少し長持ちするのでは?っと考えるのは待ったー!!
夜間行動はヘルメットを着けるクライミングの時が多いかもよ!

アルカリ電池の再実験は未定・・・ずーっと冷凍庫に張り付いてるほどヒマではないのだよ。

次の実験クン!は未定!
実験したいことは、たくさんあるんだけどさ、人体実験になっちゃうのが多くて・・・
「寝たら死ぬのか?」とかさ・・・

まあ、あてにせず、お待ちください!

Comments

3

JoneDoe

2009年末の記事に今さらのコメントですが、金パナはアルカリの中でも最弱との呼び声高い電池ですね・・・。 もちろん他のアルカリでもリチウムと比べれば大差ない結果になっていたはずですが。

2

野良犬

”寝たら”と双璧はやはり、”裸で暖める”でしょう。 H出くんとA野くんなど、若いやつで試してみましょう。

1

ノラ猫

もっと頑張れよぉ~アルカリィ~∑( ̄口 ̄) 楽しい実験ありがとうございます。 「寝たら…」の実験結果も知りたいところです(笑)。