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【撮影 中島健郎】

今回のC1の標高は6417mでした。

理科年表にある表やら数式で計算してみますと、標高6000mでの水の沸点は、私の計算方法と計算に間違いがなければ、

87.507・・℃

実際にC1(6417m)でグラグラ!に沸騰したお湯に温度計を差し込んでみたら、
温度表示は78℃から79℃を行ったり来たりしながら、最高温度は80℃ちょうどを指しました。

まあ、だいたい計算通りってとこでしょうか?

今回の実験で6417mでの実測の沸点が80℃であることが分かりました!

この温度計はC2(7125m)までも持って行ったのに、サミットプッシュ前のバタバタで、すっかり温度を測るのを忘れてしまいました・・・。
本来、7000mとかくらいで計ってみなくちゃ面白くないのに・・・

次回も持って上がろうかな?
どうしようかな?
でも計算で求められるなら別にいいか?

さらに、今回は頂上で凧揚げしようかと思って、サミットプッシュの際にポケットに凧を入れて行ったんだけど・・・
結局、BCで飛ばすだけとなりました・・・

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【撮影 中島健郎】

やはり予想通り、BCでさえも、あまり飛ばなかった。
BCで、すでに空気が1/2以下ですから、風として空気の流れがあっても、風が押す力も1/2ということになるからでしょうね。

実は、1995年のマカルー(8485m)に登頂した際にも、頂上で凧を揚げてみました。(同型の凧)
風は、そこそこあったんですが、凧はグルグルと回るばかりで、上に揚がらずに下方向にばかり落ちて行ってしまってました。

頂上から、さらに高い高度に凧が揚がっていったら面白そうだなーっと今回、再度「頂上凧上げ」をして凧がどのような動きをするか実験してみたかたんですがね。
チョーオユーの頂上は広いので、風が無ければ走って引っ張れがイイですものね!(もちろん、走るのは私ではありません)

次回、温度計と凧をもう一度持ってくるかどうかは、慎重に検討したいと思いますです。

Comments

1

壮大な桜

ぜひやって下さい。 あのライターの実験といい、このシリーズ好きです。 計算で出てもなんのその、現場主義で参りましょう! 次は、どっかの頂上で、しゃぼん玉やって下さい。 注、飲まないでね。