Dsc09496 

立正大学でほ、特別公開授業にご参加いただいた、皆さま、ありがとがとうございました。

特別ではなく「特殊」な?公開授業になってしまいましたが、多くの方にお付き合いいただきまして、授業崩壊寸前で、なんとか収まりました。

 

今回、私の授業なんぞ、さて置き!立正大学所蔵の貴重な資料が、多数展示されていました。

 

その中でも、私が、見るのを楽しみにしていたのがコレ!

(一番、地味な展示品でしたが・・・)

 

1900年代初頭のチベット・ヒマラヤ探検の二大巨頭である、探検家スヴェン・ヘディンと河口慧海にまつわるもので、ヘディンが河口慧海に手渡した彼の著書「トランス・ヒマラヤ」です。

大学の所蔵する河口慧海の資料の中から発見された、この「トランス・ヒマラヤ」は、当時の目録からヘディンが河口慧海に手渡した実物と確認されています。

 

ちょっと、残念なのは、発見された当時、装丁の痛みがヒドかったのと、この本の価値が、あまり評価されていなかったために、一般的装丁で修復されてしまったことです。

しかし!

ヘディンが、河口慧海に、この本を手渡したと思うと、そのとき、どんな会話を交わしたのだろうか?とワクワク!して、探検家好きとしては、タマラナイ!一品です。

 

この本も、空襲で焼失したと思われ行方不明になっていたものが、今回、再発見されたもので(行方不明中に他の本と混ざって再装丁されてしまったらしい)今回を機に、もう少し、当時を考慮した装丁に直した方がいいと提案しています。

Comments

2

中山圭介

「トランス ヒマラヤ」 なんて素敵な響きでしょうか! ぜひ、読んでみたい。

1

プロフェッサータケウチ、 お疲れ様でした。 蝶ネクタイが最高でした! 例のそうめんも笑えましたね。 まだ賞味期限は大丈夫ですか? 食べちゃうんですか? 保存するんですか? ドキドキ、キワキワの授業、刺激的で笑ってばかりでした。 またよろしくお願いいたします。 今回は匿名希望