Sp1020104_1
 去年のカンチェンジュンガ(標高8586メートル)とローツェ(標高8516メートル)を継続した時、右足の親指が軽い凍傷になって爪がはがれてしまって、ローツェ(エヴェレスト)BCからルクラまで泣きながら足を引きずって、たどり着いたのがついこの間のようだよ。10ヶ月前ね。

 なんだか見慣れた景色だから道を歩いていくと、なんだか去年からずーっと歩き続けているような気分。

 今日はルクラから2時間ほど歩いてパクディンまで。

Sp1020097_1
 ルクラの空港は(空港と言うほどのものではないか? 滑走路だけ?)飛行機の着陸と離陸は超!エキサイティング!! 滑走路の向こうはそのまま「空」?

 空母のような滑走路に離発着する飛行機はおもちゃのように見えるね。

Comments

1

chomokinata

ルクラの飛行場が舗装されたのは2001年頃だと思います。それまでは砂利の滑走路で飛行機にとっても乗客にとってもかなりつらい状況でした。 2800mの山間でスペースが確保できないため、傾斜を利用して離発着を行うアクロバチックな操縦を強いられ、滑走路の脇の残骸を見るたび、「成功してラッキー」てな感じでした。 標高が標高なので、冬場は雪が積もるとキャンセルに次ぐキャンセル。1週間以上もルクラでフライト待ちなんてざらで、トレッカーは自発的に雪かきをやって「ひこーき来い!」って叫んでおりましたよ。 舗装されて、エプロンも広くなって最近はフライトキャンセルは少なくなりましたが、それでもカトマンズからの帰国便に間に合わず、ニューチケットを買わされるはめになることしばしばなので、みなさん余裕を持った日程をお奨めします!