P1060279

用意するもの
バケツ1杯のお湯(適温にしておきましょう)
洗面器
コップ
適宜、いい高さの台など

P1060280

手順(1)
頭を洗います。
バケツからコップでお湯を汲みながら頭を濡らします。
その際、流したお湯は洗面器で受けます。台などがあればうまく利用してください。
洗面器が流したお湯でいっぱいになったら、洗面器のお湯を(再利用)すくって頭を濡らします。そのお湯も洗面器に受けます。

手順(2)
シャンプーで頭を洗います。

手順(3)
洗面器のお湯で(再利用)シャンプーを濯ぎます。

手順(4)
適宜、洗面器のお湯は捨てて、バケツからきれいなお湯を汲んでしっかりシャンプーを濯ぎます。
そのお湯も洗面器に受けておきます。

手順(5)
洗面器で受けておいたお湯も有効に利用しながら体を洗います。
体をどういう順番で、どうやって洗うかはお任せします。

手順(6)
バケツからコップでお湯を汲みながら体を流します。
(体を流したお湯は洗面器で受けられないです)

手順(7)
顔を洗います。
顔は最初から最後まできれいなお湯で。

手順(8)
残ったお湯はどこを流そうとお好きにどーぞ!

(もちろん、ほんの一例)

なぜ、頭→体→顔の順番かというと・・・
お湯を使う量が多い順に洗うからです。
お湯をうまく割り振らないと全身が洗えなくなる可能性があります。
だから、最初に一番お湯を多く使うであろう頭から洗っておかなないと、頭を洗っている途中でお湯が足らない!なんてなったときに悲惨です・・・。

もちろん、お湯がいくらでもあれば、どうでも良いんですが、場合によってはバケツ1杯の水をキッチンのスタッフが往復1時間もかけて水場から担いでくるようなベースキャンプもありますから大切に使わなければなりません。

また、天井からぶら下げるシャワージャグの付いたタンクを使用すると、もっと快適にシャワーを浴びられるのですが、ベースキャンプとかでこのシャワージャグでシャワー浴びると寒いんですよ。

なぜ?どうして?どれくらい?寒いのか?ってのは分析したわけではありませんが、ベースキャンプってだいたい、標高5000mを超えていて、天気が良くても寒いんです。
シャワージャグでお湯を浴びると、常に全身が濡れているので寒く感じるんでしょうね。

この手順で洗えば、寒さを感じたら洗い終わったところから、拭いたり、着れるものを着ることができます。
ただし、少しでも天気が悪かったり、寒さを感じたらシャワーは止めましょう!
シャワーを浴びて、風邪をひいて体調を崩す人がいっぱいいます!

シャワーを浴びたら、すぐに暖かい格好になり、髪を乾かして体を冷やさないに注意してください。

使ったコップは、その後できっとテーブルに並ぶでしょうから、ちゃんと洗って返してね!

上部から下りてきて、シャワーを浴びるとホッ!としますよ。さあ、バケツ1杯ですっきり!

Comments

1

みき

竹内さんはじめまして。日経新聞をみて、こちらにきました。私も大学生の時、山岳部でした。大好きな山は剣岳です。 二回登りましたが、いろいろあって、剣は今は近づけない山です。世代は竹内さんと同じでないかと思います。夏山を主にやってたので、剣や槍か穂高や八ヶ岳などですれ違ってたかもしれません!先日、愛宕山(京都)に子供(5歳)と登りました! 出産後初めて登る山には感動でした。また山に行きたいな~と思う今日このごろです。またブログのぞきます