近年では、コンサルティングファームや広告代理店、デザイン会社とPR会社の役割や境界線も変化しつつあります。
また、ひとびとが情報に触れるデバイスやメディアも、大きく変わり、物事を伝えていく(=伝わる)手段も以前とは全く別のものになったといえます。
PRにおいては、提供する役務のアウトプットとしてのパブリシティの露出という観点もありますが、たとえば新規事業の構想を行う際など、PR的視点を取り入れることで、単なる課題解決による効率化ではなく、世の中に新たな価値を生み出すソリューションとしての役割は、デジタル化の加速する世の中においては、これまで以上にニーズが高まってきています。
また、PR会社としても、これまで業界特化型の「専門PR会社」や「総合PR会社」などという括りのように分けられてきましたが、過去の手法だけにとらわれない事業協創パートナーとして、様々なITサービスやクリエイティブなども含め、総合的な視点を持ち一気通貫でサポートできる役割が重要になってきているといえます。
PR活動の中で代表的なものがパブリシティ活動です。パブリシティ活動は、メディアの記事や番組で取り上げてもらうように働きかけ、露出を図ることを指します。
多くの情報があふれる現代においても、利用者が主体的に情報を選別する時代になりました。例えば、WEBサイトで掲出されているバナーなどをクリックし一方通行の広告記事を読もうとする人が実際の確率として少ない事でも分かるように、情報の信頼性という観点でも、ニュース記事になる事が、知ってもらい、理解してもらう為にも重要です。パブリシティでは、実際に記事や番組で紹介されるため、情報の受け手には信頼性の高い情報として受け入れやすくなります。
最近では、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)で、多くの人から支持されるインフルエンサーからの情報発信など、伝え方の選択肢も増えて大きく変化してきているため、どのような手段・手法・内容で起点となる場所へ情報を届けていくべきかは非常に重要なポイントなのです。
例えば、PR活動の中で1回のイベントやアクションで成果を出す取り組みも1つの役割です。一方、PR活動の中では、点の活動ではなく2年、3年の線として事業計画や営業戦略、商品開発や企業ブランディングなど、様々な観点を組み合わせて考え、活動する事が大きな成果を出していくうえでは重要なポイントです。長期的な視点で組み込むことで、活動が点から線となり、大きなムーブメントへと発展していきます。利用者から長期的に信頼される価値を発掘し伝えていくことで、ブランドとしての価値が高まり、社会と良好な関係値を築いていくことができるのです。
当社では、クライアントの立場に寄り添いながら“第二の広報室”として、新たな価値を創造するパートナーとしての役割もご提案させて頂きます。
広報におけるマンパワーや専門スキル、また経験値に基づいた戦略・戦術のご提案から、多彩なジャンルのメディアネットワークのご提供など、御社にはないPRリソースをご提供させていただきます。また、商品、サービスなどをメディアに報道してもらうためには、客観的視点が要求されます。当社ではメディアが報道したくなるような客観的要素を付加した情報をデザインし、認知促進から拡散へプロモートします。
インターネットやSNSの普及、コロナウィルス感染症拡大によるネガティブな情報発信など様々なリスク対策が必要とされる場面においても、総合的なアドヴァイスを行う事が出来るのが当社の強みです。
部署移動などの社内での異動も多く、中々PRのノウハウが蓄積できないという声も多く聞きますが、“第二の広報室”として継続的な活動を行う事で引き継ぎ等の労力やリスクを回避し、信頼できるビジネスパートナーとしてノウハウの蓄積をサポートさせて頂きます。
近代化の波により、ながらく社会及び経済の合理化・効率化が進められてきましたが、一方で私たちは同時に多くの文化的価値も失ってきたとも言えます。ハニーコミュニケーションズでは、経済合理性だけでなく、社会に役立つ、世の中を良くしていく活動に取り組む企業や団体様を中心に、単に情報を発信するパブリシティ活動だけではなく、その価値を発掘し、情報をどのような伝達経路で誰にその情報を届けるかも含め、第三者に推奨してもらえるような戦略を組み立て、お客様に寄り添い展開させて頂いております。
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