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「アバランチプローブ」とは、、デブリ(雪崩の跡)の深部に差し込んで、
雪崩で埋まったパートナーを探し出すための道具です。
(折りたたみができるジュラルミンの棒)

通常の捜索では、ビーコン(電波発信装置)と併用します。最近は埋没の深さも表示するビーコンが普及してきましたが、やはり最後の場所の特定は、プローブで突いた方が早いんじゃないかな?
また、天気が良いとは限りません。目も開いていられない吹雪の中で捜索する可能性もあります。そんな時、ビーコンの画面を見ながらチマチマやってられないかもしれません。
ビーコンで場所を絞って、何人か居るなら、みんなでプローブで突いた方が早いと思う。
そもそも、いくら練習しても、実際に雪崩に遭ったら、まあ、パニックだね。
慣れてないこととか、難しいことはできないと思う。
私の背骨が保証するよ・・・

せっかく買った「アバランチプローブ」なかなか使う機会がありませんよね?
(使わない方がいいんだっよ!)

そこで、こんな使い方。

ヒマラヤなどの氷河上での登山では、テントを設置する際には、必ずプローブで突いて、クレバスが無いか確認しましょう!

表面上は、ただの雪面でも、その下にはクレバスがあるかもしれません。
平らだから・・・と、安易にテントを張ったら、寝てる間にテントごとクレバスに飲み込まれるかもよ!

さらに、テントの周辺もプローブで突いて、クレバスを確認します。
そして、確認済みの場所にはフラッグ(竹ざお)等を立てて、テント周りに安全圏を確保します。
こうすれば、テント周りをロープ無しで歩くことができます。

もちろん、トイレも!
トイレに行くまでの道も!
確認しておきましょう!

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ヒマラヤに行けば、アバランチプローブがもっと使えますよ!

当たり前ですが、クレバスを探している間はロープをつけておくんですよ!!
とにかく、氷河上は地雷原だと思ってください。

以外に、ヒマラヤにはプローブを持っていかない人が多いようですが、ルートによっては必需品です。
もちろん、常に携帯して頂上まで持っていくようなものではありませんが、氷河やセラック帯のルートでは、積極的に使用しましょう!

ちなみに、クレバスは氷河の氷の割れ目。

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表面に見えているクレバスは、またぐか避ければいいのですが、雪に覆われいて雪面に見えていない「ヒドンクレバス」は、まさに落とし穴です。

前の人が踏んで大丈夫でも、2番目の人が落ちることもあり・・・
落ちると、こんな感じ・・・

去年のG2での出来事(過去のエントリー)
「Nice Falling!!」

気をつけましょう!