※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
システムキッチン
パキスタンのベースキャンプキッチンの様子。
木製の箱は、パキスタンのコック達が用意したもの。
中に調理道具や食材を入れてパッキングして、そのまま、一箱ずつ、ポーターさんが背負ってきます。鍵もかかるようになってる。
ベースで、その箱を積み重ねると、このように美しく機能的なキッチンになります。
この様子は、1953年にヘルマンブールたちがナンガパルバットを登ったときと、ほとんど同じ!
カール・マリア・ヘルリヒコッツファーの「ナンガパルバット」にある写真は、隊員テントの中のようだけど、そっくりでしょ。
当時は、現在のようなタルやら、ジュラルミンの箱は、ありませんでした。
タルとかジュラルミンの箱
1953年の登山隊は船でイタリアのジェノバ港から、パキスタンのカラーチに入ったので、船に積むために用意された木製のコンテナンを、そのままベースキャンプに持ち込めるように作ったようです。