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パキスタンのベースキャンプキッチンの様子。

木製の箱は、パキスタンのコック達が用意したもの。
中に調理道具や食材を入れてパッキングして、そのまま、一箱ずつ、ポーターさんが背負ってきます。鍵もかかるようになってる。

ベースで、その箱を積み重ねると、このように美しく機能的なキッチンになります。

この様子は、1953年にヘルマンブールたちがナンガパルバットを登ったときと、ほとんど同じ!

カール・マリア・ヘルリヒコッツファーの「ナンガパルバット」にある写真は、隊員テントの中のようだけど、そっくりでしょ。

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当時は、現在のようなタルやら、ジュラルミンの箱は、ありませんでした。
タルとかジュラルミンの箱

1953年の登山隊は船でイタリアのジェノバ港から、パキスタンのカラーチに入ったので、船に積むために用意された木製のコンテナンを、そのままベースキャンプに持ち込めるように作ったようです。