※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
定日
「ティンリー」とか「ティングリー」と呼ばれる街です。
漢字では「定日」と書きます。
(標高4342m)
チョモランマ(エヴェレストのチベットサイド)BCやチョーオユーBCに向かうには、ティンリーから分かれる道に入っていきます。
なにも無い街なんですけど、BCへ向かう道のりで最後の街なので登山チームは必ず立ち寄ります。
ある小さな商店に入ってみたら、棚の上に埃をかぶった、こんな箱を発見!!
「チベット・チョモランマ・化石」!!!
なんじゃそりゃ??
ここでも、懲りずに、私のウソ中国語とウソチベット語が炸裂!!
中を見せてもらうと・・・
大きなノジュールが出てきました!
そのノジュールを、振ってみると・・・
中から、チャプチャプ!と水の音がします。
「水入り石」とか呼ばれるものです。
恐らく、ノジュールの中のアンモナイトなどの化石に空洞ができていて、そこに水が封じ込められているものだと思います。
チベットでは、アンモナイトの化石がたくさん出ますが、最近は採り尽くされてしまったようで、あまり見かけないんだそうです。
こちらは道端に店を広げているお肉屋さん。
彼女が腕にしているブレスレットは大きな巻貝でできています。
海のないチベットでは、貝が貨幣や財産とされてきた歴史があります。
このブレスレットは子供のうちに腕を入れて、成長すると腕から抜けなくなるようになっています。
体と財産を一体化するのです。
死後、腕から外され、子供や孫に受け継がれるのだそうです。
Comments
1
壮大な桜
いいなぁ〜 嫉妬です。 おもしろそう〜 もっと写真下さいわ。