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【撮影 中島健郎】

3人が頭と足を互い違いにして、ピッタリ!サイズのテントでの一夜が始まりました。
実は、この3人がテントで一緒に寝るのは、これが初めて。

6400mの初高度に上がって、いきなり狭いテントで寝なければならないのは、かなりのストレスです。

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【撮影 中島健郎】

ヌードルスープの袋が、パンパカパン!になっていて、いまにも破裂しそうです。
私たちの体も頭も破裂しそうになっているのかも?

頭が痛くなるのか?
気持ちが悪くなるのか?
絡むのか?
暴れるのか?

さあ、どんな「寝ぐせ」(?)が観察されるでしょか?
そう、簡単には眠れないと思いますが・・・・
と・・・思いきや・・・

食事が終わったとたんに、私が、もう眠くて眠くて・・・
お先に失礼・・・

私は意識を失うように眠りに落ちて、その後2名が何していたのか?どうなったのか?は、観察不行き届き・・・
まあ、おおかた私の悪口でも言っていたのでしょう。
「次は、マジック持ってきて顔に落書きでもしようぜ!」とか。

もちろん、初高度でぐっすり眠れることは期待していません。

はっ!と目が覚めるて、時計を見ると数時間が経過しています。
私の顔の隣には、阿蘇さんの足部分、その先には中島さんの顔部分があります。

しばらく、様子をうかがっておりましたが、どうやらゴソゴソ・・と動きがあるので

「二人とも起きてる?」
と声をかけると、

「起きてます!!」
と元気な返事が!眠れてないのかもしれませんが、まあ、それが普通です。

ジェットボイルに火を点けて、3人で「夜更けのお茶会」を開催。

テントの内側には、吐息が凍って氷が不思議な模様を浮かび上がらせていますが、狭いテントに3人がギュウギュウしているので、快適な温かさです。

お茶を飲んで体が温まると、再び眠気に襲われ寝袋に潜り込む・・・
そして、

「深夜のお茶会」
「明け方のお茶会」

と数回のお茶会を開いて、朝がやってきました。

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寝たり起きたりでしたが、結局、ずーっと水分を摂りつづけることができたので阿蘇さんと中島さんの体にとっては良かったようです。

みんな、頭痛や吐き気などなく、暴れることもなく一晩を過ごすことができました。

さあ、これからBCに下って、遅めの朝食か、早めの昼食にありつきましょう!

Comments

4

壮大な桜

ちわっす! お元気っすか?  三人だけの夜には、きっとアップできないような…あんなことやこんなことがあったんでしょ〜う!? ぐふふふふ〜♪ 期待して待ってます (//∀//)

3

 円

お元気そうで何よりです。が、きっとお三方の身体中の緊張は極限に近いところで推移しているのではないかと。水分の補給が必須なのですね、やっぱり。 毎日気にしています。天候が良いように祈ってます。

2

三人で、ギュウギュウのテントは、苦しそうですね。 無事に登頂できることを祈っています。

1

tee

うらやましいです! きっと私の想像を凌駕する苦しさでしょうが、その場に居たい!と思ってしまいます。 安全に楽しんで登頂してください! 応援しています。