~日本時間9月29日午後8時45分の連絡~

タシデレ!竹内です。現在、サミットプッシュに入り、C2に上がってきております。C2のテントの中で、私、阿蘇さん、中島さんで晩ご飯を食べております。

(中略)

現在、上部のルートが延びてないということと、明日以降の天気があまり良くないことで、ほとんどのチームが登山を終了して、ベースキャンプに下ってしまっております。私たちのチームがいつのまにやら登山の先頭にいる状態にいます。

明日以降のことなんですが、ご存じ猪熊さんからの天気予報では明日が唯一、登頂のチャンスがあるであろうと。それ以降になってしまうと、どんどん寒くなって、風も強くなってしまうという予報をいただいております。

(中略)

明日が最後の天気的チャンスということなので、本来はキャンプ2からキャンプ3を出してサミットプッシュに入る予定だったんですが、このキャンプ2から直接、頂上に向かってプッシュを出したいと思います。

そういう風に天気的、登山の内容的な条件が、どんどんいま厳しくなってきてしまっております。
(中略)
残念ながら今のサミットプッシュプランには、阿蘇さんのスピードでは追いつかない、間に合わないと私の方で判断しました。
(中略)
今回に関しては阿蘇さんには、このC2で私たちが帰ってくるのを待っていてもらおうと、彼と話をしました。

(中略)

今晩の夜中12時から1時(日本時間3時15分から4時15分)ぐらいにかけてこのキャンプを出てプッシュを始めたいと思います。ただその時点で、また天気や状況を見極めて、出発するしないを決めたいと思います。では、頂上から何とか登頂のお知らせができるようがんばりたいと思います。
 (注:竹内さんの時計はネパール時間に合わせてあります。 → 理由はコチラ

竹内洋岳の音声メッセージを聴く

グーグルアース位置情報
N 28° 06′ 11.9″
E 86° 38′ 35.9″
標高 7125m

   

Google Earth で表示

Comments

9

Sei

登頂はもちろんですが 無事に帰ることを祈ってます 音声メッセージの元気な声を聞いて大丈夫と 信じてますと同時に・・・ アタック時の天候が 好転するようにただただ祈るだけです

8

くま

ダウラギリでの田辺治さんの遭難が報道されたとき、一瞬「ついに竹内がやっちゃったか」と思いました。ダウラギリも竹内君にとっては残された8千m峰の一つですし、95年にJAC青年部隊も雪崩でC2が潰されて命からがら撤退した曰くの山です。竹内君は2007年のG2での経験があるので大丈夫だとは思いますが、くれぐれも雪崩には気をつけて欲しいと思います。

7

みるみる

今頃、アタックされているころでしょうか? 無事、頂上からの音声を聞けることを祈っています。 阿蘇さんは、お留守番の間いろんなことを考えるかもしれませんが、乗り越えてがんばっていってくださいね。

6

DIXE

ちょうどいまごろ出発してアタック中なんでしょうね。 お気を付けて! いってらっしゃい!

5

壮大な桜

やっべー 緊張して寝れません (´∇`) なんつうかぁ〜 こ〜 とにかく 安全第一よ!!

4

壮大な桜

いってらっしゃいませ。

3

non

無事の登頂+下山をお祈りしています。 うれしい報告を楽しみに待ってます。 …が、何より何より、無事に帰って来てくださいね!

2

蛭田雅則

他のエリアでの事故が報じられて心配しています。 竹内さんのことだから 大丈夫だと思っていますが、 くれぐれもお気をつけてください。 竹内さん達の話をまた聞ける事を楽しみにして応援しています。

1

剱岳のふもとより

頑張れ!頑張れ!!頑張れ!!! 無事を祈っています!