※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
浮木大明神
言い伝えによると・・・
田沢湖には、古くから一本の巨大な流木が漂っていたそうです。
その流木は、まるで意志を持つかのように、湖底深くに姿を消したかと思うと、突如、浮き上がり、湖中を神出鬼没に流れまわり、人々は、その姿を巨大な蛇や竜として崇め、湖畔に「浮木神社」を作り、その巨大な流木を「浮木大明神」として祀っていました。
それは流木ですから、浮き沈みをしながらも、水中を漂っていてものだったのですが・・・
なんと!
江戸時代に、その巨大流木「浮木大明神」が、突如!
水面から立ちあがったことがあったのです!
それは、あたかも、水面に大明神が立ちあがったように、流木が水中よりそそり立ったのでした!
人々は驚き、大明神と崇めましたが、ある者は、船でその流木に近づき、その一片を削ぎ落として持ち帰ったそうです。
すると、その者は、たちまち病となり死んでしまったそうです・・・
水面にそそり立った浮木大明神は、数日で、また水中に没したそうです。
そして、その浮木大明神が再び、水面にそそり立ったのは、記録によると昭和15年(1940年)のこと。翌年には、太平洋戦争が勃発し、田沢湖に玉川の毒水が引きこまれ、田沢湖の魚(クニマス)が死滅することになるのです。
突如、水面にそそり立った浮木大明神は、約1週間で再び、水中にその姿を消しました。
そして!!
なんと!!
今!!
73年ぶりに、浮木大明神が、その姿を現わしました!!!
昭和15年に撮影された写真とまったく同じ姿だそうです。
田沢湖に行ける人は、すぐに行って見てください!!恐らく、また水中に姿を消してしまいます。
次は、いつになるか分かりません!
(4月18日現在)
おおー!
これが、
浮木大明神の姿ですよ!
Comments
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ようこ
さては石が目的で行きましたか?
4
まぁ
秋田県人なのに、初耳^^; さすが竹内さん、仙北市詳しいですね(笑) 見たいな~ 今週の私の休みまで見れるかなぁ~ でも一人で行くの怖いかも・・・
3
3104丁目のricolin_rosa
こわいよ~ 今朝なんか変なゆめ見た。詳細はわすれたけど、すごくこわかった。 今日もこれがでてきたらやだよ~
2
日本むかし話にありそうですね。 興味ありますが、 ヒロさん、これ写真撮っちゃって大丈夫ですか?
1
sachi
すごいです!言い伝えから今までの出来事を知ると鳥肌ものです。何事も起きませんように!というか地震が多いのが気になりますね。