喰われた！

喰われた！
ブヨに喰われた！

みるみる！腫れる！

ブヨに「刺された！」ではなく「喰われた！」なのです。
蚊は刺して吸うし、蜂は毒針で刺す。
しかし、ブヨはハエの仲間なので、鋭い歯で、皮膚を噛み切って血を吸います。
（アブもハエの仲間なので歯で皮膚を噛み切る）
したがって！
ブヨに「刺された！」とは言わず、「喰われた！」「噛まれた！」「かじられた！」が正しい。

しかし、このブヨは、どうにかならないか？
蚊のように、かゆいだけならまだしも、喰われれば腫れあがり、いつまでもかゆい。
関節の辺りを喰われると、なおさら腫れあがり、足首なんか喰われたら足が倍にも腫れあがって、靴が履けなくなるどころか、脱げなくなる。

昔、首筋は３～４か所刺された時は、なんだか目まいがして息が出来なくなった。そして、熱を出して寝込んだ。

なんて、危険な虫なんでしょう！
こんな凶暴な虫だから、汚い環境で生き延びるかと思いきや、幼虫はきれいな水がなければ生きられないという繊細な虫。ブヨがいる場所は、水がきれいな場所ということでもあります。
だから、都会にはいないんです。
よかったような・・・悪いような・・・

ブヨに刺されたことに気が付いたら、ポイズンリムーバーなどで、毒を吸い出すと腫れ具合が、少しはマシになります。

噛むので、傷みを感じて、気が付くときもあるんだけど、動いていると気が付けないこともあって、気が付いた時には腫れあがっていることもあるから、なかなか完全に対処できないのです・・・

ブヨに喰われた後に、襲ってくるかゆみは、ただ事でない！
しかも、収まるのに数日はかかるし、人によっては数週間もかかる場合もあります。

市販の虫さされのクスリのどれが、一番効果があるのか試してみたいとこですが・・・
それは、命がけになるので、当面、試す機会はありません。
何か所も刺されたり、腫れがひどい場合や、吐き気などがある場合は、すぐに病院に行くこと！

ブヨは、体にたかってから、もぞもぞと歩いて、ズボンやシャツの袖口から中に入って行って噛むことがあるので、袖口のピッタリした服装をして、市販の虫よけスプレーや、ハッカ油をスプレーすると予防効果があると言われています。

そして・・・
あくまでもウワサですが・・・
ブヨの天敵は、オニヤンマなので、オニヤンマの真似をすると、近づいてこないらしい。

さあ！オニヤンマの真似を練習しておきましょう！

真似って？

なんでも、オニヤンマの模様である、黄色や、黄色と黒のシマシマ模様には近寄って来ないというウワサ・・・あくまでも、ウワサがあります。
なので？

オニヤンマ柄の服を着るとかね？
工事現場で使われている黄色と黒のシマシマ模様の「トラロープ」を体に巻きつけておくと、近寄って来ないとか？

ホントかな？？