20141

タマタマルアー
ラマイロ
アンナプルナエディション

2004年5月28日。
アンナプルナのファイナルキャンプを深夜に出発し、酷寒の暗闇の中で頂上を目指し、サミットプッシュに入った私たちが、心待ちにしている時が近づいてきた。

夜明けだ。

太陽は、なかなか姿を現さない。

太陽は稜線の遥か遠くから、少しづつ、少しづつ、暗闇に鈍い光の粒子を放ちはじめる。
さらに光の粒子が飛び交い、光と闇がせめぎ合う時、それまで、暗闇に埋もれていた、アンナプルナを支えるように連なる山々の雪をまとう岩肌が、深い蒼色に輝き始める。

ガラスの破片のような岩の節理と雪の重なりのそれぞれが、それぞれの蒼色を発し、手を触れれば切れるかのように鋭く輝いていた。

私が、アンナプルナの夜明け前に見た、蒼い岩肌の記憶を、タマタマルアーに再現していただきました。

竹内洋岳

詳細は、『タマタマルアー公式HP』をご覧ください!

http://tamatamalure.cocolog-nifty.com/

Comments

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愛くるしい形ですね なんとも言えないキレイな色です。 やはり鑑賞用ですね。 磨いてしまいそうです。 もしかして次もあるとか?? chihiro

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タマタマ

今回の試みを少しでも沢山の方々に知って頂けたらと思います。 ご紹介ありがとうございました☆  タマタマ