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さあ!

次の登山が始まります!

どこに行くんだんって?
Malanphulan(マランフラン)という聞きなれない名前の、標高6570mの山に行きます。

この山は、まだ、誰も登頂していない「未踏峰」で、この度、ネパール政府が開放した104の未踏峰の一つです。

「未踏峰マランフラン」の存在は、以前から知っていて、密かに「狙って」いました。
しかし、この「マランフラン」は、当初、開放される未踏峰の候補にはあがっておらず、開放リストに加えられるかは、かなり不確定とされていました。

当ブログをご覧の方は、ご存じと思いますが、去年、私は3回、「サハール」を釣りにネパールに来ていましたが、

実は!
それは、表の姿!

その裏?では、「マランフラン」を開放リストに加えてもらえるよう、ネパールの友人、知人を通じて、働きかけを続けていたのです。

幸い、ダウラギリに登って14座となったことで、ネパールで登山に関わる、政府関係者をはじめ、多くの方々と知り合い、その皆さんが協力してくださり、私の願いを聞き届けてくれました。

交渉中に、ネパールで総選挙があって、政治的不安定な時期もあり、一時は、交渉が完全にストップしてしまって、
「もしかしたら、数年かかるかな・・・」と思ったこときもありましたが、ついに、マランフランがリスト加えられ、開放されました!

もちろん!真っ先に、登山許可の申請書を提出しましたので、私の「マランフラン」への許可が、今回の104の未踏峰への登山許可第一号となったです。

さらに、
今年の2月に、私、こっそり、ネパールのどっかに行ってましたよね?

【2014年3月1日】過去のエントリ

実は、マランフランの偵察に行っていたのです。
この時点は、まだ、許可が下りるかは、かなり不透明な状態でしたが、開放が何年後になろうとも、その時のために少しでも山に近づいて、ルートを探っておきたかったのです。

偵察は、恐らく過去に人は誰も立ち入っていない、人跡未踏の氷河を詰めていき、探検隊のように、一歩、一歩と立ち入っていく様子は、本当に刺激的でした。

今回は、さらに、その奥に立ち入り、そして、未踏の頂上に向かって行くと思うと、その一歩、一歩が全て、特別な一歩にも感じられ、ワクワク!します!

さあ!
本番が始ます!

日本ゴア株式会社のWebサイト「アスリートボイス」に
「未踏峰マランフラン」についての私のインタビューが掲載されています。
(インタビューア 柏澄子)
http://www.gore-tex.jp/community/athlete/interview/takeuchi/index.html

ぜひ、こちらも、ご覧ください。

Comments

5

いぬどし

2014年・・・この時代に「未踏峰」って手塚治虫的な冒険譚を思い出してしまいます。 安全再優先で是非成功させて、ルートやピークに名前を付けて下さい♪ 応援してます! (立正1992年卒としても(笑))

4

胸がドキドキします。 ご報告待ってます! はしゃぎ過ぎないように、お気をつけください! chihiro

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よーこ

コメント、一部訂正です『麓の…』でした。『巷』って、おい!w

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よーこ

初めてコメント書きます、いつもブログ楽しみに読ませていただいてます。 私、釣りもします、登山は3年目なのですが、初めての池、初めての山だとドキドキとワクワクはMAXに達し、前夜は眠れなくなる始末。 私のそれとは違いスケールは違い過ぎますが、竹内さんの気持ちもそんな感じなんでしょうか。勿論、私とは違いちゃんと食べて寝て体調管理バッチリでしょう。 帰国されて新しい挑戦のお話や、ケンロウさんとの面白話、素敵な写真、またまた『巷の美女シリーズ』など、楽しみにしております。 何より、新たな一歩 お気をつけて。 是非、また富山で講演を!!w

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みーしょ

もう、次の山ですか…しかも未踏峰。 竹内さんらしい目標ですね。 十分に気をつけくださいね