※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
マナスルもの その2
「マナスル」と言えば、以前に紹介したコレも!
国産灯油ストーブの代名詞ともなっている「マナスルストーブ」
現在も、生産が続いてるロングセラーです。
もしかしたら、山のマナスルを知らなくても、マナスルストーブは知ってるって人もいるかもね。
このマナスルストーブは、マナスル初登頂の1956年(昭和31年)をきっかけに日本で起きた大登山ブームを受けて、翌年の1957年(昭和32年)頃に当時、飯塚運動具製造株式会社が、輸入されていた、スウェーデンのスベアやオプティマスのストーブと、ほぼソックリ!に国産化して発売したそうです。
でも!
ケースの缶箱のデザインは、誇り高きオリジナルデザイン!
まるで、マナスルが、日本の最高峰!のように描かれていますね!
輝くマナスルにエーデルワイスの花が散らしてあります。
マナスルに咲くエーデルワイスはコチラ!
サマ村からマナスルのBCに向かう道にはエーデルワイスがたくさん咲いていましたよ!
このマナスルストーブの缶箱のデザインは1957年頃の発売当初からほとんど変わらないまま、長く続きますが、1965年頃に飯塚運動具株式会社がHOPE株式会社に社名変更した際に、わずかに缶箱の社名表記だけが変更になり、その部分で、だいたいの製造時期を見分けます。私の手元にある物はHOPEに社名変更された1965年以降に製造販売されたモデルのようです。
その後、HOPE株式会社は、解散してしまいますが、マナスルストーブは、東京都葛飾区にある金属加工会社、株式会社吉川製作所に引き継がれ、現在も生産が続いています。
Comments
2
中山圭介
初めて知りました、マナスルストーブ。 ロングセラーなのは良い商品の証拠。 でも、現物をまだ見たことがないな。
1
ホンとに保存状態が良いですね。 大事にされている感満載です。 ヒロさんのお部屋には、まだまだお宝がたくさんあるのですね。 エーデルワイス、きれいです。 押し花にしても長持ちしてステキですよ。 chihiro