※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
ピラミダルな山容…
ピラミダルな山容…
「ピラミダルな山容…」って言葉は「山語」の中では使ってみたい言葉ナンバル・ワン!(パキ英語)のひとつでしょう。きっと自分の山日記とかについ使っちゃたオジさんもいるんじゃないかな?
「突如、雲の切れ間から姿を現した、そのピラミダルな山容は、見間違うなきガッシャブルム2峰であった…」てな感じー。ちょっとカッコつけちゃいたい時にどーぞ。
しかし、このピラミダルな…とはまさにこのガッシャ2峰のためにあるかのような言葉ですね。
そのまるで人工建造物のようなガッシャブルム2峰の頂上が姿を見せませました。自然の中の不自然な自然の姿。
BCからは氷河のセラック帯の中を進んでいきます。かなりグチャグチャしてますがセラックとしては安定している部類に入るでしょう。傾斜が落ちてからはクレバスが非常に多く、特に表面からはクレバスと見えない「落とし穴」式のヒドンクレバスがとても多く、まるで地雷原を行くようでロープを付けずには1歩も踏み出せん!ってな状態にもなります。
今回、リーダーのDirk(今後改めて紹介しますね)と私でこのセラックの中にルートを探しにいくのが目的だったのですが、期せずして先行グループがいたので、もう少し、もうちょっと…ってな感じでトレースを追いかけていたらC1まで行ってしまいました…。
ガッシャのBCからC1へは夜中の1時とか2時とかにBCを出発するのが鉄則!!なんでかというと、相変わらずで申し訳ないんですけど、暑い!!んです。とにかく、ここも陽が出ると殺人的暑さになるのは有名。
今回、最初はC1まで行くつもりは無かったもんで、だらだら準備していたので結局BCを出たのは4時過ぎ。それから
やっぱり最初はだらだら歩いてたもんで、結局、C1についてテント1張り建ててBCに帰ってきたのは夕方の5時すぎ…。13時間行動…。まるでサミットデイのようなヘロンヘロン状態、日干し状態でBCに倒れこみました。疲れた…。
行動は計画的にねっ!
Comments
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climbery
ぎゃ。オジさんじゃないけど使ったことあります、 「美しいピラミダルな頂を持つその山が…」って。 某○くじんで。もちろん、対象はじーとぅー。 恥ずかし~!!