※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
チタンの強化ロッド!!
チタンの強化ロッドを背骨に組み込むことで背骨の強度は当社比20%アップ?!さらなるパワーを手に入れました!!
車で言えばロールバーみたいなもんです。
サイボーグ化してかなり気に入ってます。
肋骨は5本折れましたが、そのうちの1本は2箇所で折れたためにポッコリと飛び出しています。これにより肺が広がって吸気も向上してるハズ。
あとは、足回りを固めていけばこれはかなりのパワーアップが期待できますね。
ちなみにエアロパーツにあたる髪は病室に知り合いの美容師さんが来てくれてすでに空力と冷却は向上してます。
事故後から、そのまま日本に搬送されて手術を受けたので髪はボッさボッさの鳥の巣状態でこのまま退院するのが恥ずかしかったですが病室で切ってもらえてよかったです。しかも髪を切るとなんだか気分もさっぱりしますね。
さて、この手術、潰れた背骨の上下をチタンのロッドでつないで、支えて、固定して、潰れた背骨に圧がかからないようにして固まるのを待つというもの。
ですから、先生がおっしゃるに手術をせずに骨が固まるまで3ヶ月ずーっと寝て待つという方法もあるけど、どうします?って言うんですが、どう考えても3ヶ月寝たきりなんて無理!!迷わず、手術を選択したのですが、手術直後、麻酔から覚めた瞬間に思いっきり後悔しましたよ!
なにって?もう、めちゃくちゃ痛い!!背中が痛い!!
私は麻酔から覚めた瞬間の耐え難い痛み以外はなにも覚えていないんですが、その後、看護師さん達にさんざんからかわれましたが、手術から帰ってきた時は、わーわー!と英語で大声でののしりまくってたらしいです・・・。日本語で質問してるのに英語でわめき返してたらしいです・・・。私は覚えてませんけど・・・。スッチャカメッチャかの英語だったでしょね・・・。ああ、恥ずかしい・・・。
きっと、あまりの痛さに事故直後の痛さや記憶がオーバーラップしてしまったんでしょうかね?
やっぱり、怪我なし、病気なしの元気が一番!
もちろん、今は手術してよかったー!って実感してます。手術の数日後には自分で歩き始められたんですからね。
やっぱり3ヶ月寝て待つのは無理だー。
ちなみに、このチタンのロッドは1年後に抜く予定です。が、また痛いのかなー・・。
抜いた、チタンのパーツで溝渕さんになんか作ってもらうかな?今回、両手に持っていたミゾーのアックスとハンマーはどっかに行っちゃいましたよ・・。アックスは私が溝渕さんにお願いして特注で作ってもらった彗星のプロトモデルだったなのになー・・・。まあ、命あってのもんだね!物種!!
今回の手術で新しい言葉を知りました。
「侵襲 シンシュウ」って言葉。ちなみに広辞苑には「信州」は出てるけど「侵襲」は出てない。
英語の Invade の意味だそうです。
このような手術では通常、背骨の両脇をズパッリ切ってロッドを入れるそうなのですが、今回、私が受けた手術はネジとロッドを入れる7つの小さな切れ目というか穴だけで行われました。
つまり、筋肉などの組織を切って「侵襲」する量が少ない「小侵襲」な手術方法だったんですって。
だから、パフォーマンスをできるだけ落とさずに早く回復できるそうです。
先生と現代の医学に感謝!!
Comments
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ターミネーターになったんですね!
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いたそー! 飛行機に乗るときに金属探知機にひっかかるんですかね?