別れの秋・・・これからやって来る、「耐える冬」を乗り越え、いつか「出会いの春」、そして「燃える夏」を迎えることができるのだろうか・・・・。

 コラ!そこー!!ため息をつきながら、パット・パルマーの本なんか読んでる場合じゃないぞー!!(手に取ったこともないので、やはり勝手なイメージ・・・)

読書の秋!読んで元気が出る本はこれだ!!

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 HIMALAYA ALPINE STYLE

 目くるめく!山の世界に溺れられます!

 溺れるには、足がつかないような深いとこまで行かないと溺れないよねー?

浅場ばかりの愛で溺れ損ねたアナタも!深い山の世界に溺れましょう!

いつでも溺れられるように自分の部屋と寝室とカトマンズのデポにそれぞれ1冊づつ常備してあります。

そして、ページをめくりだせば止まらない!秋の夜長にオススメの本はこちら!

P1000595_2 ジャン・キルコフスキーのマウンテアリング・モノグラフ シリーズ

(Mountaineering Monograph by Jan Kielkowski)

このシリーズはすごいね!

ページを開いたら、もう止まらない!何度読んでも新たな発見と驚きがある!

 他のものの追従をまったく許さない世界観が構築されています!

P1000604_2  その内容は、途方にくれるほどにマニアックで、ヒマラヤのエリアごとに、これまでの記録とルート情報を完全網羅!

細部まで書き込まれた、美しいドローイングで、ルートグレードや斜度までも完全把握!

だいたいさー、エヴェレスト北西壁のホーバイン・クーロワールのクライミンググレードのトポとかってさ、世界中で何人の人が見るの??

もう、そんなのが満載!てんこ盛り!でもう最高!キルコフスキーさん、あんたスゴイよ!

P1000603_3 カンチェに行ったときはこの本のページを何枚もコピーしてジャケットのポケットにつめ込んでありました。頂上直下はそのトポを見ながら、タバコ屋のカドを曲がって3軒目!って感じで頂上に到達しましたからね。

あのルートを一発で見出したジョー・ブラウンは天才だな。

Comments

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gwakushi

いつも激しく楽しく拝見しています。 やっぱり今回のような山の逸話が最高です!是非また近年の登山逸話など公開よろしくお願いします。