マナスルの6500m付近の氷河にトンボがいました!

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 いました!って言うと語弊があるのか?落ちてました。きっと自発的にここまで飛んできたのではなくて、あれー!!って、風に吹き上げられてきてしまったのでしょうね。実は、意外とトンボが落ちてるんですよ。以前にはカンチェジュンガ北面のやはり6500m付近に、ポン!と置いたかのように手のひらほどのオニヤンマが落ちてたことがあります。

 こんなところになんか来たくなかったのに、風で吹き上げられて寒さでそのまま動けなくなってしまったのでしょうね。かわいそうに。

 しかし、そんな氷河に住んでいる虫もいるんです。

 初めて見たときは、蟻んこ?かと思った。なんで、こんなところに蟻んこ!が??

 それは「氷河ユスリカ」という虫です。氷河の雪の結晶を乗り越えながら、歩いていく様子は、オマエ!どこ行くんだよ!こんなとこで、何してるんだよ!!って感じ。

 そんな物好きな虫がいるかと思うと、そんな虫を研究してる人もいるんですね・・・。私のような物好きに言われる筋合いは無いでしょうけど・・・・。

雪氷生物学って言うんですって・・・

http://www.ecology.bio.titech.ac.jp/index.html

氷河ユスリカ

http://www.ecology.bio.titech.ac.jp/Study/glacio_bio/algae.html

Comments

1

ba~cyan

6500Mのトンボがまるで場違いな都会の街に暮らす自分に見えてきました・・・。 で、すごいですね。氷河のトンボも凄い。トンボに気がつく竹内さんも凄い!雪氷生物学なんてじみ~な研究してらっしゃる方も凄いなと思いました。 おかげさまで世界が開けて目からうろこ状態です。