※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
ロシアン・アイス・フック
ロシアン・アイス・フック!
ロシアン・アイス・フックを見せるのはカザキスタンのスーパースター、デニス・ウルブコフ。(実はデニスはサハリン出身)
写真は2004年にアンナプルナを一緒に登ったときにデニスが見せてくれたもの。
特に先端部分の「しなり具合」が重要だ!と言ってました。
使い方は、本体の一番下にある穴にループをつないで、足を入れるんだって。
右手からのループに右足、左手からのループに左足を入れた状態で
右!(手足)左!(手足)右!(手足)左!(手足)・・・と登っていくんだって。
これ、決して「懐かしの一品!」ではなくて、デニスの愛用の品です。
このとき、デニスはシモーネ・モロー(イタリア)とバルンツェの西壁から継続でアンナプルナに入ってきていたんですが、バルンツェで大活躍!だったそうです。
グリベルから「リトル・モンスター」というこのロシアン・アイス・フックに良く似たアイスツールが発売されています。
http://www.amazon.com/Lil-Monster-Ice-Tool-Grivel/dp/B000UKO1S2
そっくりでしょ!
Comments
1
ちくごん
古い記事へのコメントで恐縮です。 アイスフックを検索しててたどり着いたのですが、このデニスさんの逸品は、アイゼンなしで手にしたフックだけを頼りにあがっていくということですよね? 見た目がずいぶん薄い刃に見えますし、手足同時でどう上がるのか…気になってコメントしてしまいました。