※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
新エヴェレスト年
今年はヒラリーさんが亡くなり、今度の北京オリンピックでは聖火がチョモランマ(エヴェレスト)の頂上を往復するなど、エヴェレストにまつわる話題が多い年ですね。
北京オリンピックの聖火リレーがチョモランマの頂上を往復するのは、かなり政治色の強い話で、聖火リレーがヒトラーによる政治喧伝のために考案されたことを思い返すと皮肉なものです。
まあ、その辺の話は言い出すとキリがないので、他の博学な方々にお譲りするとしましょう。
さて、そのエヴェレストはご存知のように世界で最も高い山です。
エヴェレストの名前はほとんどの人が知っていることでしょう。(チョモランマもだいぶ浸透してきてますね)
では?2番目のK2は?
おーっと!ギリギリかな?
3番目は??
うーん・・・カンチェンジュンガ!は、かなり怪しいね。
日本でも富士山は誰でも知っているけど、2番目の北岳、3番目の奥穂高岳はどうかな??4番目は???
やはり、「一番高い!」というのは強烈な個性ですね。
そんなわけで?
最も良く知られている8000m峰であるエヴェレストを、私の手元にあるエヴェレストにまつわるモノたちから見てみましょう!(超!不定期!!)
第一回目は、ズバリ!頂上の石!!
エヴェレストの頂上は氷と雪の頂きなので、正確には、頂上から少し下ったところの石です。
おそらく、多くの人がそこで拾うんだろうな。そのうち、そこの石無くなるかも。
エヴェレストの石はずいぶん拾ってきたのですが、貰い手が多くて、私の手元には最後の1個になりました。
でも、きっと貰われていった石たちは、しばらくはテレビとかステレオの上に置かれて、知らないうちにナンの石だかわからなくなってどっか行っちゃってるんだろうなー。
まあ、そんなものだよね・・・。
実際、私の手元にある、他の山の頂上の石も混じっちゃって、どれが、どこの石だかわからないもん・・・。
それでも、やっぱり取っておいたほうがいいのかな?
ただ、これは間違えない!
私が拾ってきたK2頂上の石
K2の頂上はやはり氷と雪の頂きなので、頂上の石を探すのに苦労しました。
登ってきたルート上には岩も石も無かったので、頂上を越えて西壁の方にしばらく下ってようやく露岩を発見!
しかし、浮いているのは漬物石にでもなりそうな大きさで、アックスでひっぱ叩いてようやく両手に乗る大きさになりました。
(この石、最初はこの倍以上の大きさだった・・・BCで割ってみんなで山分けした・・・)
きっと、K2の頂上から運びおろされた石でもっともデカイに違いない!
若いって困ったもんだね・・・。えー・・・当時25歳。
そうかと思えば・・・
この間のカンチェンジュンガの頂上で、私がヘロヘロと小石を幾つか、ポケットに詰めようとしていると、ベイカーが、ヘロヘロっとした口調で「ヒロ!オレのも一つ頼むー!」
くそー!その手があったか!!
次はそれだ!!
Comments
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karen
はじめまして! ブログ楽しみに拝見しています。 いつもおもしろいですけど今日のは最高! 笑わせていただきました(^。^)