※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
EMS
お前、ちょっと先に行ってろ!
EMSが先発していきました。
「本体」私自身の出発は6月2日です。
これまで、ほんんどの荷物はカトマンズにデポしてあったり、カトマンズからパキスタンへカーゴで送ったりするので、いつも、日本を出発するときは、手荷物だけで身軽なもんですが、今回は、全ての荷物を日本から持ち出すのと、機材などもあるのでEMSで少し先発させます。
最近は、通信機器等が増えましたが、私は、日本食や、漬物やら、梅干しやらが無いと死んじゃう!とか全然ナーシ!だし、装備も最低限しか持っていかないので楽なもんです。
かえって、日本の山に入るときのほうが、相当に気を使いますね。
ああ・・・そう言えば・・・
1995年のマカルー東綾のときは、荷物の総重量は、なんと!15トン!!オーバー!
パッキングリストなんか電話帳より厚く重たかった・・・。
荷物は船便でコルカタに荷揚げして陸路でチベットに入りました。
もちろんチームが大きかったので荷物が多かったのですが、それだけでなく、なにもかもが重たかったのです。
例えば、衛星電話。
今、私が使っている衛星電話は230g(最新機種はわずか130g)、当時のインマルサットは重量40キロ!!
そして、それを動かすための発電機!そして、予備の発電機もう1台!しかも燃料!
それだけで、もう100キロ以上でしたからね・・・。