※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
爆弾テロ発生
イスラマバードのマリオットホテルで大規模な爆弾テロがありました。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33856720080921
このホテルは、外国人、外交関係者、プレス関係者、裕福なパキスタン人が多く集まるホテルで、建物に1歩踏み込めば
多くの外国人、外国人と同じように着飾った裕福なパキスタン女性も行きかい
まるでパキスタンそのものから切り離されたかのような別世界の空気に満ちています。
すし屋もある。
私たちも、頻繁に食事をしに行ったりしてたのに・・・。
このような、外国人が集まるところや、お酒が飲めるような反イスラム的な場所がテロの標的になりやすい。
マリオットホテルのゲートには、電動で上下して車の進入を阻止するバリケードがあって、チェックを受けなければ車はホテルの玄関には乗り付けられません。
また、ゲートからホテルの建物までも多少の距離があるので、ゲート前で爆弾が爆発しても、ニュースの写真のようにホテル建物までが大きく破壊されることは無いような感じなのですが・・・
しかし、ゲートのところでのチェックの様子を見ていると、かなり型通り・・・
トランク開けて・・・ミラーで車体の下をグルッと見て・・・程度・・・
悪意を持って周到な準備をすれば、ゲートを素通りすることはそれほど難しくないかも知れません。
ニュースにあるようにゲートに激突して外からの爆発でこれほどまでの被害になったなら相当の量の爆薬だ。
そもそも、これほどに大量の高性能爆薬がどうして出回るのか?
恐らく、軍からの横流しでしょうね。
軍内部の腐敗によってお金目当ての横流しもあるでしょうし、軍内部に協力者がいることも十分に考えられます。
パキスタンなら有りえる。
なんて言ったって、今度の新しいパキスタン大統領のザルダリ(故ブッド元首相の夫)が汚職の見本、お手本みたいな人らしいですからね・・・。
ヤレヤレ・・・。
この前の登山に出る前に、平出くんと一緒にマリオットホテルでランチした後、タクシーを拾うとして(タクシーはホテル敷地内に入れない)そのゲートの前でタクシーが通るのを待っていると・・・
一台の汚いハイエースがやって来て、ゲート前で止まると、運転手が中に入ることを願い出ているが、警備員と押し問答になってる!
(最近ではこのハイエースが爆弾テロに多く使われるために、特に警備が厳重で、空港などでは許可が無いと駐車場に入れない)
ヤバイ!!
平出くん!離れろ!離れろ!!
マリオットホテル、ボロのハイエース、なんだかわからん押し問答!!
一番、危険なパターンだぞ!!
急ぎ足でその場から離れる私たち・・・
しばらくすると、そのハイエースは結局、その場を走り去っていきました・・・。
人の悪意ほど危険なものは無い。しかも無差別の悪意ほど。
やっぱり、山が一番安全だ・・・?
【マリオットホテル 位置情報】
33°43’58.35"N
73° 5’13.72"E
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