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ダイニングテントにはガスストーブが入っています。
メイカー名は、なんと「Mount」!!山用??
陽がかぎると、急に寒くなるベースキャンプで、ぬくぬくと快適なディナータイムを過す必需品です。
いつもは、写真のように3枚ある燃焼プレートのうち、1枚を燃焼させているのですが、その日は、いつもより寒かったので2枚のプレートを燃焼させていました。

赤ワインも振舞われるディナーもぼちぼち終わりに近づいた頃・・・
ラルフが、なんだか、ちょっと頭が痛いな・・・

飲みすぎだよー!!!
そーだ!そーだ!飲みすぎだ!!

そうかなー…

すると、テーブルの上で灯っていたキャンドルが・・・
(テントには電灯があるのですが、雰囲気を盛り上げるために、いつもテーブルの上にはキャンドルが灯っています)

ふぅっ・・・っと消えました。
一つが、消え・・・二つが消え・・・

あれ??
息でも吹きかけたかな??

私がポケットからライターを取り出し、火をつけようとしますが、ライターからは火花は飛ぶものの火が点きません。

おかしいな・・・湿気ったかな??

今度は、マッチを擦ってみました。ドイツ製の防水マッチ・・・
バシュ!っと音を立てて火が点いたかと思ったら、煙だけ立ち上り、消えてしまいました・・・。

まさか…

酸欠だー!!!!

慌てて、テントの入り口を大きくあけ広げ、換気をしながら、ライターを点けてみると・・・
おおー!!点く!!
キャンドルの炎も、テントの入り口に近づけると炎が大きくなり、離すと小さくなる!
ずげー!理科の実験みたいだ!!

なにを、のん気なこと言ってるんだー!!
一酸化炭素中毒になるかもしれないだろー!!(ラルフ)

ちがうよ!低酸素トレーニングだよ!
ラルフは頭が痛くなったから、まだ順化が足らないんだよ!
チェックできてよかったね!(デービッド)

本当に危ないので気をつけましょう!
そもそも、キャンドルが消えた時点で気がつきましょう!