※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
低酸素トレーニング
ダイニングテントにはガスストーブが入っています。
メイカー名は、なんと「Mount」!!山用??
陽がかぎると、急に寒くなるベースキャンプで、ぬくぬくと快適なディナータイムを過す必需品です。
いつもは、写真のように3枚ある燃焼プレートのうち、1枚を燃焼させているのですが、その日は、いつもより寒かったので2枚のプレートを燃焼させていました。
赤ワインも振舞われるディナーもぼちぼち終わりに近づいた頃・・・
ラルフが、なんだか、ちょっと頭が痛いな・・・
飲みすぎだよー!!!
そーだ!そーだ!飲みすぎだ!!
そうかなー…
すると、テーブルの上で灯っていたキャンドルが・・・
(テントには電灯があるのですが、雰囲気を盛り上げるために、いつもテーブルの上にはキャンドルが灯っています)
ふぅっ・・・っと消えました。
一つが、消え・・・二つが消え・・・
あれ??
息でも吹きかけたかな??
私がポケットからライターを取り出し、火をつけようとしますが、ライターからは火花は飛ぶものの火が点きません。
おかしいな・・・湿気ったかな??
今度は、マッチを擦ってみました。ドイツ製の防水マッチ・・・
バシュ!っと音を立てて火が点いたかと思ったら、煙だけ立ち上り、消えてしまいました・・・。
まさか…
酸欠だー!!!!
慌てて、テントの入り口を大きくあけ広げ、換気をしながら、ライターを点けてみると・・・
おおー!!点く!!
キャンドルの炎も、テントの入り口に近づけると炎が大きくなり、離すと小さくなる!
ずげー!理科の実験みたいだ!!
なにを、のん気なこと言ってるんだー!!
一酸化炭素中毒になるかもしれないだろー!!(ラルフ)
ちがうよ!低酸素トレーニングだよ!
ラルフは頭が痛くなったから、まだ順化が足らないんだよ!
チェックできてよかったね!(デービッド)
本当に危ないので気をつけましょう!
そもそも、キャンドルが消えた時点で気がつきましょう!