※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
やっつけ料理教室
山菜の「ミズ」を食べよう!
「ミズ」は不思議な山菜で、それだけで食べても味はまったくありません。
地元でオススメの食べ方は
ミズは皮を剥いて、適当な大きさに折っておきます。
サバの水煮缶詰と一緒にお味噌汁に放り込みます。
出汁をとるとなお良し!
サバの水煮缶詰の汁も一緒に入れます。
(今回は油揚げと豆腐のお味噌汁に入れてみました)
ミズは、味と油を良く吸い込むので、生ではなんの味もしないのに料理するとサバの油やいろいろな味が、しみ込んですごく美味しくなります。
シャキシャキ!とした独特な食感も心地よい。
火が通ると、サッ!っときれいな緑色になり目にも美味しい!
なぜ?サバ缶か?というと、
その昔は、クジラと一緒に食べたそうです。
油との相性がよいので、クジラの油を吸って美味しくなるんだそうです。
なぜ?クジラか?っていうと、当時、最も安いアブラミの肉だったからです。
その後、山仕事する人達が山で料理するのに安くて、持って行きやすくてサバ缶で作るようになったそうです。
他にも、生のまま包丁で叩いて、お味噌とおろしニンニクを和えるのも美味しい!
ミズは、そのまま食べるとシャキシャキ!してるのに、包丁で叩くと粘りが出てオクラのような食感になります。
多分、ベーコンとかと一緒にフライパンで炒めても美味しそうだな!