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NANGA PARBAT
ナンガパルバット
ナンガパルバット
- 標高:8126m/世界第9位
- 所在地:パキスタン
- 初登頂:1953年、ドイツ・オーストリア隊 ヘルマン・ブール
- 竹内洋岳の登頂:2001年6月30日、ナンガパルバット国際公募隊。無酸素
パキスタン北東部に存在し、インド・パキスタン停戦ラインの近くにそびえ立つ標高世界第9位の山。北面のインダス川本流からの高度差は6000mを超え、また「ルパール壁」と呼ばれる有名なその南壁は、なんと高低差4500mを優に超えるほどの険しい壁で、同時にそこがヒマラヤ最大の岩壁にもなっている。
山名の由来はサンスクリット語起源のカシミール語で、「ナンガ」=「裸の」、「パルバット」=「山」。すなわち「裸の山」という意味なる。これは南のインド平原側の住民による呼称で、雪に覆われた山体のところどこからむき出しとなった断崖が露出しており、それらが裸に見えるところから、そう名付けられたようである。
また山の西側に住むダルド系住民からは「ディア・ミール」という別名で呼ばれており、その意味するところは「山々の王」または「精霊のいる山」。つまり枯れた現地住民たちはこの大いなる山を神格化し、山の精霊の存在を今なお深く信じているのだ。
また、初登頂までに多くの遭難者を出したことから世界的にも「魔の山」として広く恐れられた・・・・・という側面も持っている。
竹内洋岳のコメント
その後、8000m峰14座のうち8座を共に登ることになる、ラ
K2登山以降、チベットの未踏峰やカナダなどの海外登山を続けて