• 標高:8027m/世界第14位
  • 所在地:中国
  • 初登頂:1964年、中国隊 許競ら10人
  • 竹内洋岳の登頂:2005年5月7日、アルパインスタイルで南西壁から登頂。無酸素で

 中国・チベット自治区内にある、8000m峰14座の中では最も低い山で、8027mの主峰の他に、北東稜と西稜の接合点にある8008mの中央峰、さらにはいずれも7000mを超える東峰、南東峰、南峰、西峰の計6つのピークが存在している。
 山名の「シシャパンマ」とはチベット語で「生き物も死に絶え、植物も生えない荒涼とした不毛の地」を意味し、その気候と植生の条件が生物の育成する環境としては、かなり厳しいものである、という高所の特徴をまさに端的に表している。
 またインド名では「ゴサインタン」とも呼ばれており、サンスクリット語でその意味するところは「聖者の住まい」。先ほどのチベット語と表記は違うものの、奇しくもこれを常人が立ち入るべき場所では無いことを暗に示した言葉となっているのは面白い。
 なおこの山の近年の通常ルートからの登頂は、そのほとんどが本来第2峰であるはずの中央峰を主に目指したものである。しかしシシャパンマに関しては一般的に、この中央峰登頂をもって登山は成功したと認識される向きも多く、ゆえにそこからさらに20m上方にある真の主峰にまで足を延ばそうという隊が非常に少ない‥‥‥という事実もある。

竹内洋岳のコメント

1991年に立正大学山岳部で北面のノーマルルートを7500mまで、2004年にラルフと南西壁での敗退から3度目のシシャパンマへの登山、そして南西壁へ2度目の挑戦になりました。
南西壁からアルパインスタイルで登頂し、シシャパンマ登山史上初の北側へのトラバースに成功しました。

日本一わかりやすい
8000m峰14座完全データ