※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
中途半端に実験クン!
【撮影 中島健郎】
今回のC1の標高は6417mでした。
理科年表にある表やら数式で計算してみますと、標高6000mでの水の沸点は、私の計算方法と計算に間違いがなければ、
87.507・・℃
実際にC1(6417m)でグラグラ!に沸騰したお湯に温度計を差し込んでみたら、
温度表示は78℃から79℃を行ったり来たりしながら、最高温度は80℃ちょうどを指しました。
まあ、だいたい計算通りってとこでしょうか?
今回の実験で6417mでの実測の沸点が80℃であることが分かりました!
この温度計はC2(7125m)までも持って行ったのに、サミットプッシュ前のバタバタで、すっかり温度を測るのを忘れてしまいました・・・。
本来、7000mとかくらいで計ってみなくちゃ面白くないのに・・・
次回も持って上がろうかな?
どうしようかな?
でも計算で求められるなら別にいいか?
さらに、今回は頂上で凧揚げしようかと思って、サミットプッシュの際にポケットに凧を入れて行ったんだけど・・・
結局、BCで飛ばすだけとなりました・・・
【撮影 中島健郎】
やはり予想通り、BCでさえも、あまり飛ばなかった。
BCで、すでに空気が1/2以下ですから、風として空気の流れがあっても、風が押す力も1/2ということになるからでしょうね。
実は、1995年のマカルー(8485m)に登頂した際にも、頂上で凧を揚げてみました。(同型の凧)
風は、そこそこあったんですが、凧はグルグルと回るばかりで、上に揚がらずに下方向にばかり落ちて行ってしまってました。
頂上から、さらに高い高度に凧が揚がっていったら面白そうだなーっと今回、再度「頂上凧上げ」をして凧がどのような動きをするか実験してみたかたんですがね。
チョーオユーの頂上は広いので、風が無ければ走って引っ張れがイイですものね!(もちろん、走るのは私ではありません)
次回、温度計と凧をもう一度持ってくるかどうかは、慎重に検討したいと思いますです。
Comments
1
壮大な桜
ぜひやって下さい。 あのライターの実験といい、このシリーズ好きです。 計算で出てもなんのその、現場主義で参りましょう! 次は、どっかの頂上で、しゃぼん玉やって下さい。 注、飲まないでね。