Img_9209

マナスル初登頂60周年 勝手にカウントダウン!
スタートページに登場しました、

昭和31年(1956年)発行の「マナスル登頂記念切手」のシートものです。

こちらは、切手の発行日初日の昭和31年11月3日の「初日印」が押された、珍しいシートです。

Img_9208_2

この「マナスル登頂記念切手」についての詳しい解説が

『切手百撰 昭和戦後』内藤陽介著(平凡社)に書かれています。

Img_9202

記念切手の発行は毎日新聞社(後援)の働きかけだったようです。

切手図案のエピソードが書かれています。

以下、『切手百撰 昭和戦後』内藤陽介著より抜粋

Img_9207

「切手の図案は、マナスルの夜明けの風景に登山隊員を配したもの。原画が製作されたのは8月の猛暑のさなか、毎日新聞社のベランダで、同社の若手写真が登山隊員の服装にピッケルを持つ姿になり、汗だくになった図案作成用の写真を撮影したとされる。」

切手発行の昭和31年11月3日は、東京のお茶の水にあった、日本体育協会で登山隊員の顕彰式が行われ、その日に合わせての発行したそうです。

当時、昭和天皇の「マナスル登頂は、我が国のため、誠にに喜ばしい」とのお言葉があったように、日本にとってナマスル初登頂は、戦後日本が復興していく姿の象徴のひとつとして、記念切手となったんですね。

Comments

2

マナスル初登頂の勢いが、 ずっと同じ様に続いていたら、 もっと今の登山の環境も変わっていたでしょうね。 日本には、素晴らしい山は沢山ありますが、 高さに若干物足りなさを感じてしまうのでしょうね。 15座目をイタリアで発見しました。 興味のある方は、お知らせください。 くだらないと怒られますね。 Chihiro

1

中山圭介

なかなか切手を使う機会が減ったけれど 「マナスル登頂記念記念」は1枚でも欲しい! 他にも山に関係する切手があるのか調べてみよう。 外国にはいっぱいありそうだし、サイズも大きそう♪