P1020403  マナスルのメンバーが到着しました。

 全員で13人のチームで一人はドイツ国営放送のジャーナリストです。メンバーの中でラルフを含め4人は過去に御一緒したことがあるメンバーです。中には1985年にラルフのパートナーとしてシブリンに登頂しているメンバーもいます。

 それから今回、お父さんと息子の親子で参加しているメンバーもいます。日本じゃ聞かないよねー。その辺にもずいぶんと違いを感じちゃうよね。それぞれのメンバーはこれからゆっくり紹介していきましょう。

 さて、ここで少し今回の登山を整理をしましょう。

 いまさらですが、これから行くのはマナスルって山です。ガリンダは以前にマナスルに登頂しているので今回は私たちと一緒ではなくチェコの女性クライマーとジョイントしてダウラギリに向かいます。昨日、ヘリでBCに入りました。

 ラルフは過去、マナスルに公募隊を出していて、頂上直下まで行っていながら一緒だったクライアントの一人が体調を崩し引き返したため登頂を逃しています。したがって、ラルフにとっても逃せられない登山なので、今回はラルフがよく知る経験のあるメンバーを集めてのチームとなりました。

 私は一応、ジョイントの形をとっていますが、じゃあ、だからと言って一人で登れるか?って言って登れるわけではないので私もメンバーの一人として、チームの一員として今回の登山に参加します。

 マナスルは正直言って特別にテクニカルな山ではないです。が!過去、結構に事故の多い山でもあります。天候次第、コンディション次第でまったく侮れません。ここ数年、アンナプルナのアルパインスタイル、シシャパンマ南西壁アルパインスタイルから北面へのトラバース、カンチェンジュンガとハードな登山が続いてきましたが、今回、マナスルではオーソドックスな登山を展開します。

 この春、マナスルに入るチームは我々だけなので、貸し切りで静かな登山が楽しめそうです!楽しみだなー!

 明日、ヘリコプターでサマに入ります。今後、更新が少しまばらになるかもしれませんが、もちろん現地からも引き続きレポートしますのでお楽しみに!!

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