※このブログは
報知新聞社様のご協力により再掲出したものです。
尚、当サイトにおける公開は2020年1月20日です。
アネロイド式気圧高度計 その2
P-51 マスタング戦闘機に搭載されていた高度計
第2次世界大戦中にアメリカのノースアメリカン社で作られたP-51マスタングは傑作レシプロ戦闘機として名高いですね。
飛行性能やらよりも、私は機体デザインが美しいと思います。
現在も海外のエアーレースや航空ショーで現役で飛んでます。
なんと、この戦闘機は1969年に空中戦(実戦)をしています。
(当時、最も活躍していた戦闘機はF-4ファントムかな?)
当時、数々の外交問題を抱え、いざこざを起こしていたエルサルバルドとホンジュラスは、
なんと!
サッカー・ワールドカップ・メキシコ大会でのサッカーの試合結果を引き金に戦争をおっ始めます!
通称「サッカー戦争」・・・・
その時、両国双方のP-51マスタングとFG-1D(F4U)コルセアが空中戦を展開して、航空機史上最後のレシプロ戦闘機同士の空中戦と言われています。
結局、このサッカー戦争・・・約100時間で終結した「100時間戦争」とも呼ばれますが、わずか100時間で数千人の人が犠牲になり、これをきっかけに、その後エルサルバドルは内戦に突入。
内戦がようやく停戦に漕ぎ付けたのは1992年のことです。
サッカー恐るべし!