8000m峰14座とは

8000m峰14座は、ヒマラヤ山脈及びカラコルム山脈に存在し、地球上に存在する標高8000mを超える14の山のことを指す。
竹内洋岳は、1995年のマカル―(8463m)登頂を皮切りに、14座に挑戦を続け、18年目にあたる2012年5月26日に14座目のダウラギリ(8167m)に登頂し、日本人初・世界29人目の8000m峰14座完全登頂者「14サミッター」となった。

竹内洋岳が登頂した8000m峰14座の山の一覧
ヒマラヤ山脈及びカラコルム山脈に属する、8000m峰14座の山の一覧(標高順)

マカルー

エヴェレスト

ケーツー

ナンガパルバット

アンナプルナ

ガッシャブルムⅠ峰

シシャパンマ

カンチェンジュンガ

マナスル

ガッシャブルムⅡ峰

ブロードピーク

ローツェ

チョ・オユー

ダウラギリ

写真:14PROJECT事務局提供

14サミッター
(14 summiter)とは

世界最高峰のエヴェレスト(8848m)を筆頭に、地球上に存在する標高8000mを超える山は全14座あり、8000m峰14座の完全登頂者を『14サミッター』と呼びます。

世界初の14サミッターは、有名なイタリア人登山家のラインホルト・メスナーであり、1986年にその偉業を成し遂げました。

日本人では竹内洋岳をのぞくと過去9座が最高成績となり、世界でも30数人しか達成できていない。

8000m峰14座の位置関係

8000m峰14座は、ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に位置するもっとも空に近い場所であり、世界で最も高い山々が連なることから『世界の屋根』ともいわれています。この山脈の成り立ちは、4,500万年前にユーラシア大陸にインド大陸が衝突し、大陸プレート同士が押し合うことで隆起し、世界最大規模の山脈が形成されました。

※以下、番号は竹内洋岳の登頂順

竹内洋岳が登頂した8000m峰14座の位置関係を登頂順に記したもの
8000m峰14座の位置関係(竹内洋岳の登頂順)
左上が標高世界第2位の「K2」を含むカラコルム山脈、右が標高世界第1位の「エヴェレスト(エベレスト)」を含む、ヒマラヤ山脈

写真:14PROJECT事務局提供

日本一わかりやすい
8000m峰14座完全データ